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全日本プロレス分裂騒動/白石社長のコメント「武藤商店からカンパニーへの脱却ができるのかどうか」

「 武藤さんと私の意見の相違、見解の相違、プロレスに対する、経営に対する考え方に相違があり、その中で起こっている分裂騒動について中間報告をさせていただきます。

  6月1日に社長を兼務するという形をとらせていただき、ゴールデンウィーク明けくらいから武藤さんのほうから株の買い戻しをさせてほしい、私のやり方にはついていけないというお話がありました。
  もともと、この10年間武藤全日本という形でやっておられたのも事実ですし、それで一致団結して、なおかつ経営がきっちりさせられるのであれば、株式をお戻しして再生するのもいいかとも思っていました。ただ、なかなか私の望むような形というか、武藤商店からカンパニーへの脱却ができるのかどうか。たしかに、武藤全日本として10年間、一致団結してやってきたのは支持できますが、その裏では取引先に対する不義理など、いろいろ問題点もあったので、そういう点がないように経営を軌道に乗せられるようにと。
  そのなかで私が提案していたのは、会議できっちり話をして決めていこうと、経営会議であるとか、マッチメーク会議であるとか、企画会議であるとか。会議に参加したメンバーで合議制でやっていけないかと。
  あと、株式については、極端な話、損切りでも1円でもいいですよと。ただ、取引先、従業員、社員、レスラーに不安感を与えることなくやっていけるだけの、最低でも3年間の運転資金が確保できているのか、その証明書、必要書類などをきちんとできるのかと。そういうものを審査する上で5月いっぱい、代理人とうちの会社で話をしていたんですけども、5月いっぱいは時間切れとなって。会社は動いていくので、ならば私がいったん社長になりましょうということで、社長になりました。


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