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全日本プロレス分裂騒動/白石社長のコメント「武藤商店からカンパニーへの脱却ができるのかどうか」

  私はいま、フェイスブックは削除していますけども、先に言葉が、文面がネット上に先行すると、その真意が伝わらない。社長に正式に就任したからには、マスコミの方々ともファンの方々とも、フェイス・トゥ・フェイスで向き合って人間関係を築いていきたいので、フェイスブックは削除しました。
  株式の中間報告については、いまご報告した通りでして、交渉を打ち切ったうえで違約交渉を進めていくか、このまま継続するのかどうかは、先方の誠意ある対応にかかっているかなと思います。
  結果的に今日現在、残っていただける選手に関しては、諏訪魔選手が明確に残るという発言をしていただきましたけども、私と諏訪魔選手も出会ったから半年程度で、人間関係から残るという判断ではないと思います。どちらかというと、ジャイアント馬場さんから続く全日本プロレスの看板の重み、歴史の重みというものをいちばん理解しているので、最大の理解者として残るという選択をしてくれたんだと思っています。
  これから、何名が残るからわかりませんけども、私はあくまでも選手一人ひとりに対して、この会社の今年1年の事業計画、向こう3年間の事業計画をちゃんと話をして、なるべくズレのない形で、きれいごともない、現実味のあるリアルプランを提案した上で、全日本プロレスという看板を守っていきたい。馬場さんから続く、伝統を守っていきたいという選手の方のみ残っていただきたい。武藤さんへの感謝の気持ちが強い方が、武藤さんの方に合流されるのは仕方ないかなと思います。
  ただ、私が望む形、経営をきちっとするという大義名分の下、武藤選手との師弟関係を分断してしまったことに関しては、申し訳ないと思います。ただ、看板を守るためには、多少流さざるを得ない血も発生してしまう。血は流さないに越したことはないんですけど、結果的に流さざるを得ないということもあります。今回は、一つ目の試練というかハードルだったのかなと思います。

今週末から巡業も始まりますけども、6月30日の両国までには、どの選手が残って全日本プロレスを守っていくのかというのは、それなりの形で発表できると思っています。これから全日本プロレスのフロント陣容もだいぶ変わっていきますので、広報体制も含めて皆さんの指導を賜りながら、改革をしていきたいと思っています。親会社の方からも、必要とする人材については投下していきたいと思っています。


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