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全日本プロレス分裂騒動/白石社長のコメント「武藤商店からカンパニーへの脱却ができるのかどうか」

  途中で、先方から6月いっぱいまで交渉を延長してほしいというお話もありまして、今日現在まで交渉は続いているというのが事実です。今後のことはわかりませんが、交渉をしている最中に新団体設立のうごきであるとか、そういう動きがあるならば、ちょっと手順が違うのではないかなと、そのように思っております。
  交渉が成立すれば、すれはそれでハッピーでしょうし、不成立の場合はそれぞれの道を行くしかない。ただ、交渉期間中に派手なアクションをするのはいかがなものかと思います。このままいくと、交渉を打ち切りしたうえで、選手個々もそうですし、武藤さん、内田さんも含めてそうですけど、違約条項の契約が残っていますので、それをどう円満に解決していくか、そういう話し合いにシフトせざるを得ないと思っています。
  売却の交渉を継続するかどうかは、先方からの返事待ちではありますけど、この状態では今週いっぱいくらいで打ち切りにせざるを得ないかなと。6月いっぱいまで交渉した結果、決裂して、7月1日から新団体の準備に入っていくというのであれば、それぞれ職業選択の自由はありますから。全選手、現時点ではまだ選手契約が残っていますので、そこでいろいろな報道が先行しているのは遺憾なことでありますから、これについては明確に釘を刺しつつ、向こうの代理人にも抗議しています。
  選手、社員一人ひとり、全日本プロレスの看板を守っていくのか、もしくは師匠のほうに馳せ参じるのか。選手個々にいい道を選んでほしいですし、私は引き留めるという話はしていません。
  選手一人ひとりに言っているのは、7月1日以降はこういう事業計画で、無駄をなくし、巡業も効率化し、選手、社員がハッピーになれるような普通の会社にしたいと。その思い出社長を務めていますし、ちゃんとやっていけば年内には黒字化にできるかなと思っています。


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