全日本プロレス分裂騒動のまとめ
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全日本プロレス分裂騒動のまとめ

(2013年7月1日)

  6.30両国国技館大会を終え、武藤全日本が終幕を迎えた。
  各選手の去就もほぼ決まり、選手たちは新たな船出に向けて動き出す。全日本プロレスに残留するのは、諏訪魔、太陽ケア、大森隆男、征矢学、KENSO、SUSHI、ジョー・ドーリングの各選手。退団者は、武藤敬司、船木誠勝、カズ・ハヤシ、田中稔、近藤修司、河野真幸、KAI、大和ヒロシ、真田聖也、浜亮太、中之上靖文の面々となった。(敬称略)
  分裂騒動の発端となった白石氏と武藤氏の確執については、言いたいことは山ほどある。とくに、武藤氏の無責任さには呆れてものが言えない。だからこそ、武藤氏に合流する選手がこれほどの数になるのは驚きだ(真田選手は合流を示唆していない)。想定内ではあったが、彼らの今後が心配でならない。発生するという違約金に関しても、退団する選手はどこまで深刻に考えているのか。なかでも近藤選手、カズ選手、船木選手はプロテクト契約(契約期間中の移籍を認めない契約)を結んでいる関係上、多額の違約金が必要になる。本当に大丈夫なのだろうか。
  ただ、残留する選手も退団する選手も、各自が覚悟を決めてのことだろうから、次のステージでも頑張ってほしい。少なくとも、両国国技館に来場したファンたちは、立場が変わる選手たちすべてに後押しの声援、拍手を送っていた。あのときののファンの姿を忘れないでほしい。
  各選手の、今後の去就に関するコメントを振り返ってみる。武藤氏に対する恩義、白石氏に対する反感など、また各自の葛藤が見て取れる。


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