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植松寿絵が引退を発表/「そろそろ姉の役目を果たさなきゃいけない」

植松寿絵が、引退とWAVE入団を発表した。

植松のコメント
「前々から引退を決めていたわけではないです。でも、(元気)美佐恵、日向、田村、宮崎、タニーが辞めていったとき、私も引退したいとかではなく、いつか引退する日が来るんだろうなと思ったんです。
植松寿絵っていうレスラーは、自分も動いて自分が技を受けて、自分がやられて走りまわって、それを見せられるレスラーだと思ってます。何年も前のビデオを見てると、速さが落ちてる。動きが落ちてる。踏ん張りが利かなくなってる。現在ではごまかせてるところもあるんですけど、だんだん故障も増えてきた。

あと、いちばん大きいのは親ですね。
弟が知能遅れの障害者で、今は亡くなりましたけどおばあちゃんが痴呆症で、、お母さんがずっと介護で苦労してた。それでも私には言わなかったんです。寿絵がレスラーをやってる限りは迷惑をかけられないって。
妹は結婚して子供を産んで、親の近くに住んでる。すべての親孝行を、全部妹がしてくれた。私がレスラーやってるうちは、実家のことはすべて面倒みるからと言ってくれた。そろそろ姉としての役目を果たさなきゃいけないってことがいちばん大きいです」


「WAVE入団なんですが、じつは桜花から誘われてたんです。桜花が渋谷、春日の面倒を見ながら試合してるんですが、団体に入ってまとめる人が必要だって、本気で考えてもらえませんかってことを言われて。
自分も引退を考えたとき、何をしたいかって考えたんですよ。そうしたら、デスマッチとかいろんな試合形式とかやりたいって思いもないですし、プロレス界の中で出たい団体があるとかもない。引退に向けてやりたい人もいないし。
じゃあ何かっていったら、いま欠場している渋谷が復帰して、春日がいくら教えても上達しない。ほかの子が上達して目立たなくなってしまう。そんな中で、渋谷と春日にメインを任せられる、この子たちなら大丈夫だって思わせられるくらいのレスラーにさせるのが私の役目かなと思って」